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「おめでとう」の素晴らしさ

雪もどうにか解けた3月です。でも、もう一回くらい、降るのでしょうか?

子育て応援団長の杉山です。

私事ですが、この三月、次男と三男の卒業式が重なりました。(今年に入るまで、卒業式が重なる自覚がなかった母です。)

そして、子どもたちが大きく育っていることに驚くばかりです。

毎日、ご飯を与えて、本を読んで、手を繋いで。

そういうことの繰り返しが十年、十五年と続いて、今日があります。

中学校の卒業式から帰ると、小学生の息子が玄関で迎えてくれました。

小学生息子「おかえり。」

中学校卒業生「ただいま。卒業式だったんだ。」

小学生息子「おめでとう。」

中学校卒業生「ありがとう。」

ふたり「わははっ。」

幸せな玄関の空間です。

素直に、おめでとうを伝えることができ、笑いあえる。

喧嘩もして、いじわるもして。

おやつを分けて食べて、ひとつの毛布にくるまって。

でも、目が合うと笑い合えるのは、どうしてでしょう。

「おめでとう。」

子どもだって毎日、いろいろな出来事があって、気分が落ち込むこともあって、自分が嫌いになることもあって。

子どもは行くところがないから、私のいる家に帰るしかなくて。

子どもからしたら、理不尽なことが多い世の中で、それでも同じ食事をして、同じお風呂に入って。

家族をやっている。

 

あと、どれくらい一緒に居るだろう。

十年前のあの日、ふたり同時にグズグズで私の体力も限界になっていたあの時、「もう、どうにでもなれ!」って思ったし、「もう、おわりだー。」って思った。

十五年前のあの日、私は授乳しながら資格を取ろうと勉強していた。

参考書、課題、読まなくてはいけない本たち。

いくら勉強しても、勉強しても、脳みそに入ったばかりの知識や学びは、彼に授乳されているようだった。

何度読んでも、何回見てもすぐに忘れてしまう私は、勉強と授乳の無限ループにはまり、苦しんでいた。

 

今となっては、一瞬の出来事のような。

あの時の気持ち、あの時の部屋の温度、ダイニングテーブルの上の果物の香り。

目を閉じれば、タイムスリップできそう。

あの時は、今を想像できなかったけど、あの時は、ここに向かっていたんだなと、思える。

「おめでとう。」

 

あの頃と今は、ちゃんと繋がっているし、子どもも私もきっと成長したはず。

未来は、きっと来る。

泣いた日も、今日に繋がっていた。

「おめでとう。」

毎日、子育ては楽しいことばかりじゃないけど、でも、振り返ればいいことだらけに思える。

一瞬一瞬を大切に、一緒に育とう。

 

 

「本当に、楽になりますか??」って方は、連絡くださいね!

投稿会員プロフィール

ゆうさん
ゆうさん
リラックスプラス沖縄代表
青森に移住して5年目。ベビーマッサージは25年目。
産前産後ケア、ストレスケアも女性の生活改善向上にとっても重要だと考えてます。
そして、メンタルケアはさらに大切。
シングル時代の体験をもとにママをサポートしていきます。
現在は中学生と小学生のわが子をひとりの人として尊重する育児を実践中。
二歳になった孫は、体内記憶を話し、物事の多くを理解し成長しています。
相手を否定せず受け入れることを大前提に生きています。
子育てを通して、自分育てをしましょう。
自分らしい育児をはじめると毎日が嬉しくなる!
一緒に楽しみましょう。

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