男の子?女の子?
衣替えの時期、そして、サイズアップの時期。子ども達の服を選ぶときに重要視するのは何でしょうか?
選ぶ人の趣味? 子どもの趣味? 託児所、保育園、幼稚園の意向? 色や形?
男の子だから、女の子だからって選んでる? 赤だから、どちらでも着られる?
ピンクはちょっと?フリルはどう?
迷わずに選んでいるとしたら、ちょっと心配です。
時間に都合をつけて、ぜひ、一緒に選んでほしいです。 身に着ける本人の好みも聞き入れて、購入してください。
子どもが選ぶモノに驚くかもしれません。「こんな色が好きなの?」「どうしてこれがいいの?」
だいたい、子どもは用意されたものを着ています。
気に入ったものがあればいいけれど、好きではないものを着ている可能性もあります。
また、服でも食事でも、選択権のない状態で成長してしまうと、自分で選ぶことの出来ない人になっていきます。
小さい頃から自分の意見を持ち、自分の好き嫌いが言える環境で生きることで、責任や大切さを覚えていきます。
子どものモノを選ぶとき、なぜか、色や性別、作り手の思惑でモノを選びがちですが少しは考えてみましょう。
うちの子は、「何が好きなのかしら?」買い与える時の根拠を想うことで、子どもの本質も見えるかもしれません。
娘一人、息子三人を育てる中で、息子の一人がピンクのズボンに執着することがありました。
また、息子の一人がスカートをはきたいと言い出したこともありました。
男の子だから、青・水色・黒・紫。そんな風にクローゼットの多くは揃っていました。
でも、本人が好きなモノは、ピンクのズボン。なかなか、男児用では探せません。
ピンクのズボンじゃないと出かけなかった数か月。乾いてないと、死人のように元気がなくなってしまうのです。
ゴルフ用のズボン(派手なユニフォーム。)や、女児用だけどハートやラメの入っていないモノで過ごしました。
あれからかなり時間が経ちましたが、彼の希望を出来る限り叶えることで、今は我慢強い人に成長しました。
これは、私が「その子の希望を叶えること」で満足と信頼を獲得した体験談です。
余談ですが、仮に息子がそのまま、スカートをはきたいと言い続け、性別不和であったとしても、それはそれで良かったかもしれません。
どんな状態でも、我が子に寄り添うとはそういうことかと思います。
究極、男でも女でもいいのです。自分らしく、素敵に楽しく生きてもらえたら、いいと思ってます。
自分を受け入れて、自分らしく生きるのは、誰でも大変なことです。
だからこそ、この子の親である私は、性別がどちらでもいいと思えるし、幸せに生きてくれたらいいと思うのです。
今は、LGBTQがスタンダードになりつつある世の中で、田舎だからとか、そういうことではなく、生き物として、「幸せな精神状態で育ててあげたい」と思います。
今大人になっている人でも、幼少期から、「自分はおかしいんじゃおかしいんじゃないか。」とか「人と違う」とか。「自分は幸せになれないんじゃないか」とかで悩んでいたといいます。
かわいそうじゃないですか?それって。育てている中で、生活の中で、何かしらのサインがあると思います。
見てれば分かることだと思うし、好みを見ていればわかる事だったはず。
わが息子のように、「ピンクのズボン」限定だったけど。
ディズニーシーにプリーツスカートで行ったけど。
「幸せな精神状態。」「満足に生きる」ことが、先行してイイのではないかと思っています。
汗っかきだし頭の形がいいから、坊主頭でも男の子らしくてイイと思ってたけど、私が思う単純な理由はどうなのかしら?と今になって思います。(本当は、嫌だったのかな。私が単純な理由で押し付けてたかな。)
離れて暮らしている息子や娘が性別を変えて、帰省してきたとしたら・・・・(驚くだろうけど、認めるよね。力になれなくて、悪かったと思うかもね。)
私は、少しだけ長く人生を歩んでいる者として、どんなことでも相談できる相手、そんな親子関係を作ることが目標です。
子育て期間はやっぱり短い。今は、長いけど、振り返ればやっぱり短い。
だから、いつでも一緒に一生懸命に育っていきたい。
いつでもありのままで生きることって大変なのかもしれない。
投稿会員プロフィール
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リラックスプラス沖縄代表
青森に移住して5年目。ベビーマッサージは25年目。
産前産後ケア、ストレスケアも女性の生活改善向上にとっても重要だと考えてます。
そして、メンタルケアはさらに大切。
シングル時代の体験をもとにママをサポートしていきます。
現在は中学生と小学生のわが子をひとりの人として尊重する育児を実践中。
二歳になった孫は、体内記憶を話し、物事の多くを理解し成長しています。
相手を否定せず受け入れることを大前提に生きています。
子育てを通して、自分育てをしましょう。
自分らしい育児をはじめると毎日が嬉しくなる!
一緒に楽しみましょう。
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